みなさんこんにちは。
今回は何故、顔面神経の麻痺の治療を専門的にやり始めたのかのお話をします。
20年前の学生時代に習ったことで、
神経麻痺というのは治らないもの、
もしくは整形外科へ紹介するもの、
というのが整骨院のする仕事という、
認識でしたので、そうするしかないと思っていました。
ですので、
様々な患者さんの紹介の中で、
ヘルペス後に顔面神経の麻痺についてご相談されたり、
腰椎椎間板ヘルニアの手術後に、
足が麻痺で動かせなくなった方が、
なんとか治したいと相談されても、
麻痺と痺れは違うものであり、
私には何も出来ませんとお断りしていました。
しかし、それらの麻痺を特殊な手技で改善していけるという情報が入り、
それらの研究会があるとの事で、私は
直ぐに参加させて頂きました。
そこで学んだ理論や手技、そして臨床の結果は
私の麻痺に対するイメージを破壊するものでした。
顔面神経麻痺が治り、ちゃんと笑えるようになる!
下垂手が治り、ちゃんと手が使える!
下垂足が治りしっかり歩けるようになる!
もちろん100%ではありませんが、
私の教わってきた常識と違う世界がありました。
そんなバカなと、
びっくりしながら、
しかし現実は少しずつ改善していく患者さんと、その身体の仕組みを知ることで、
これなら改善できるという段階になりました。
神経麻痺の状態は、ほんの少しの回復でも生活の質向上に多く役立ちます。
今よりほんの少しでも回復する!
少しでも歩けるように!
少しでも痛みが取れるように!
今では私も教わったことをしっかりとお伝えし、
縁のある方に還元し、
少しでも改善のお手伝いが出来るならと、
活動を行なっております。